こんにちは!
長野県東筑摩郡山形村、山形中央整骨院院長の神農(かんのう)です!
今日は最近立て続けに来た傷病である
「肘内障」※子供の手がはずれた
について書いてみようと思います。
肘内障(ちゅうないしょう)とは子供の肘が外れてしまう事を言い、よく起こる年齢は2歳~6歳(まれに8歳までの子でも起こります。当院に来た最高年齢も8歳、小学2年生でした)の子に好発します。
どの様な時に起こってしまうかと言うと家族で過ごしている時間に
親に手を引っ張られた時、着替え中に手を引った時、遊びの中で手を引っぱった時などに起こります。
子供はどんな様子になるかと言うと急に泣き出し、外れたほうの手を使わなくなります。
肘が痛いのですが、痛くて触れないので手首や肩の辺りを押えて来院する子も珍しくありません。
肩から腕全体を内側に捻っているような格好で来院してきます。
それでは親御さんは外れてしまったかも!?
と言う時にはどうしたらいいでしょう?
様子を見ても手遅れになる事はありませんが、痛がっている姿やいつまでも手を使わない姿は痛々しいですよね(泣)
早目に専門家のところへ連れて行く事をお薦めします。
お近くにある整骨院、あるいは整形外科にいけばすぐに整復(外れてものをはめる)してくれます。
整復した後、個人差はありますがすぐに使い始める子もいます。
※多くの子は5分位したら普通に使い始めます。
我々専門家が肘内障の患者さんが来た時に気を付けなければいけない事は?
それは稀に骨折が隠れている事がある場合です。
まずは患者さんを見た時の雰囲気、痛がり方、泣き方をよく観察します。
ただの肘内障ではない時はこの3つが明らかに違います。
最重要ポイントは痛みが出た原因にあります。
単純に手を引っ張られて痛めたのか?
それとも転んで手を突いたのか?
どこかから落ちたのか?
そこをしっかりと確認しないで肘内障と思い込み整復をするとかえって痛めてしまうこともあります。
当院にも5歳の男の子が大して泣きもせずに来院。
ケガをした原因をお母さんに聞くと、3歳年上のお兄ちゃんに押されて壁に激突したとのこと。
診てみると肘は大きく腫れあがり、熱感もあります。肘は全く動かす事は出来ません。
真っ先に疑ったのは上腕骨顆上骨折です。
昔の整骨院の先生方は上記の骨折でも果敢に整復し、固定をしてから病院に紹介したり自院んで最後まで治したりとしていたそうです。
私もこの職に就いて22年目ですが、資格を取った当時から「肘の骨折は扱うな」と教わりました。
それ位整復が難しい上に、後遺症がとても残りやすい骨折だからです。
この5歳の男の子も私の見立て通り上腕骨顆上骨折でした。
すぐに提携している大きな総合病院に紹介、折れ方が酷かったので緊急手術になりました。
この様なケース、当院でも3件経験があります。
様々なケースを経験しておりますので、肘が外れたかな?
と思ったらまずは山形中央整骨院へお越しください。
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