山形村の山形中央整骨院・炭酸整体LABOでは交通事故治療にも対応

• 2018年11月27日
• カテゴリー：スポーツ選手専門ケア 炭酸整体

 

こんにちは！

長野県東筑摩郡山形村、山形中央整骨院院長の神農です！

 

先日、中学で陸上をやっているＲ君が施術に来てくれました。

今回の悩みはとても深く、レース中や練習中の腹痛を治して欲しいとの事でした。

 

色んな症状に出会ってきましたが、この様な痛みを治して欲しいと言うのは初めてでした。

 

痛みが発生する部位による分類

• 右脇腹

  この部位の痛みはよく問題になります。かなり強い痛みが走り始めると出るとか、スピードを上げると出現すると訴えます。ここには肝臓、胆嚢、横隔膜がありますが、ランニング時のここの痛みは横隔膜の痛みだといわれています。ランニングで重い肝臓が大きく揺れるために横隔膜が引っ張られ、そのために強い痛みが出ます。

• 左脇腹

  ここには脾臓と、大腸の脾湾曲部と呼ばれる部分があります。脾臓は血液を一時的に貯めておくスポンジのような臓器で、急に運動するとここが収縮して貯めてある血液を全身に送り出します。この時に痛みを感じるのです。痛みを防ぐためには走る前に十分アップをすることと、普段の練習で心肺機能を鍛えておくことです。今ひとつは大腸の痛みです。ここで大腸がヘアピンカーブのようになっていて、ガスや便がたまりやすい部分です。キューと腸を捻られるような痛みが突然出たりします。予防は便通をよく整えることと、お腹を冷やさないことです。

• 上腹部中央

  殆どが胃の関係する痛みです。ランニングで胃が強く震盪されたり、腹圧がかかったり、胃に行く血液の循環が悪くなるので、胃が痛みます。
  走る前の食事の摂り方に注意することが大切です。直前に胃に長く停滞する食品を避け、また刺激物もよくありません。

• 下腹部

  殆どが大腸の痛みです。とくに左側は大腸の最も肛門側ですから、便秘や下痢などの時に一番痛みが出やすい部分です。便通を整えることが最課題です。
  右下腹部には虫垂（盲腸）がありますが、走って虫垂炎が出ることはありません。但し走る前から右下に痛みがあり、走るとお腹に響いて非常に痛む場合は、虫垂炎の可能性があります。

ランニングマガジン「クリール」2010年4月号「ランナーの腹痛、原因と対処法」より引用。

 

この選手の場合は右脇腹痛でした。

肝臓が揺れる痛みを止める事が出来るか？治す事が出来るか？

不安はありましたがこの子徹底的に向き合い、色んな話をしました。

学校の事、陸上部の事、顧問の先生の事、勉強の事ｅｔｃ

信頼関係をしっかり築いてから施術に入りました。

 

もちろん、来院時には痛みがないのでその場での施術効果は分かりませんでしたが、親御さんに走った感じどうだったかをメールで教えてもらったところ

「いつもより痛くなかった」との報告をもらいました。

３日後に来てもらった時には前回よりも表情も明るく「走りやすい体になった気がする」との感想をもらいました。

 

その次は二週間後。

「今はほとんど痛みなく走れるようになっています。ただ終盤になると少し痛みます」

との事でした。

もちろん、今回の治療は炭酸整体で行いましたがそんなに難しい事はしていません。

来てもらった時には同じ事を丁寧に繰り返しただけです。

 

そこから大会前まで痛みもなく練習に励む事ができ、中学陸上の集大成とも言える

県中学駅伝にアンカーとして参加するので、前日にケアして欲しいと連絡がありました。

前日に会ったＲ君の顔は自信に溢れているようにも見え（これは良い記録を出してくれるかもしれないぞ！）

そんな予感がしました。

翌日、自己ベストを大幅更新！！

とお母さんから連絡をもらいました！

なんと１５秒も更新したそうです！

１年近く腹痛によるスランプで悩んでいた事もありますが、１５秒更新は本人もお母さんもビックリ！

私もビックリ！

 

こういう嬉しい報告をもらえるのは治療家冥利に尽きます！

もっともっと喜んでもらえるようにさらなら技術の研鑽に努めたいと思います！

 

山形中央整骨院には様々なスポーツ選手の駆け込み寺として

山形村だけでなく朝日村、松本市波田、今井、塩尻市、安曇野市、四賀村、大町市、長野市、岡谷市、辰野町、茅野市からも来てくれています！

安心してご来院下さい！